4月16日〜【ニュージーランド生活開始】
パイオニアキッズで働いている入社6年目の保育士です。
今回、ニュージーランドの長期研修ということで、現地の保育園で1年間実習をさせていただけることになり、せっかくの機会なので保育園での出来事や生活について、またニュージーランドの生活について、思ったことや感じたこと、経験したことなどをブログに書いていきたいと思います。
私の勤めているパイオニアキッズでは、ニュージーランドの保育指針である「テファリキ」を取り入れた保育をしています。
今後この「テファリキ」についても詳しく紹介していきたいと思います。
私がニュージーランドで実習している保育園は、0歳~1歳半頃まで、歩けるようになった1歳半頃〜2歳半頃まで、2歳半頃~3歳10ヶ月頃まで、3歳10ヶ月頃〜5歳の誕生日までのクラスに分かれていて、私は1番最後のクラスに入らせていただいています。
私のクラスの1日の流れとしては
7:30 Opens
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9:30 Morning Tea Time
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11:30 Mat Time
12:00 Lunch Time
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14:30 Afternoon Tea Time
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16:00 Mat Time
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17:30 Late Snack
18:00 Closes
だいたいこのようになっていて、日本とは異なり、午前中にもモーニングティータイムといって、フルーツやチーズなどの軽食を食べる時間が設けられています。大人も午前中と午後にモーニングティータイム、アフターヌーンティータイムといってそれぞれ10分程の休憩があり、ニュージーランドの文化として、大人も子どもも一息つける時間が作られているようです。
このようにほっと一息つける時間があるのはニュージーランドらしくていいなと思いました。
そして、基本的にはコーナー保育を中心とした保育を行っており、部屋の中、園庭には数多くの魅力的なコーナーが設定されていて、子どもたちは自由に遊びを選択してのびのびと遊んでいます。
その中で、その時々の行事に合わせたコーナーも設定されており、今週はKing Coronation Weekということでイギリスの戴冠式について取り組んでいました。
昔イギリスの植民地であったことや、英連邦王国に加盟していることから、イギリスの文化が根付いているニュージーランド。
5月6日に行われたKing Coronation (国王戴冠式)に向けて、戴冠式についての話をしたり、映像を観たり、戴冠式で使う杖や王冠などの製作をしたり、実際に作った王冠などを被って戴冠式ごっこをしたりしました。
王冠作りでも、コーナーの1つとして設定されているので、やりたいと思った子どもがやってきて作り、最後までいる子もいれば、途中で別の遊びに行く子など、本当に自由でのびのびしているなと感じました。自分で遊びを決められるからこそ、主体性も育まれるのだと思います。そして様々な遊びに挑戦できるような魅力的な環境が日々設定されていて、私も毎日ワクワクした気持ちで保育室に入っています!
そのくらい保育者の方たちは、子どもの興味関心に合わせた環境を設定するために様々な工夫をされているということがわかりました。
話すと長くなってしまうのですが、今回はこのくらいにしておき、また次回以降、色々と紹介していきたいと思います。
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