5月8日〜12日【母の日に向けて】
こんにちは!
ニュージーランドは少しずつ秋から冬へと季節が移りゆく中で、今週は警報が出るほどの大雨が降りました。雨は1日で収まり、次の日からは通常通りの生活に戻っています。
今週は、日曜日が母の日ということで、マットタイムという、みんなでマットの上に集まって話をしたり歌を歌ったり本を読んだりする時間に、母の日についての話をしたり、自分で描いた植木鉢に植物を植えたり、メッセージカードを作ったりしました。それも母の日コーナーが設定されており、作りたい子がそのコーナーにやってきて製作していました。もちろん全員ができているか保育者はチェックをつけて、1週間という大きな括りの中で、子どもたちの気が向いた時にできるように声をかけていました。
そして金曜日には午後3時〜5時の間、自分たちの生活している部屋にお母さんを招待して一緒に遊ぶイベントがありました。私の部屋ではブレスレット作り、お絵描き、マッサージコーナーを設定して、親子で自由に遊べるようなコーナーが設定されていました。驚いたのが、廊下にあるリラックススペースには、シャンパンやジュース、ケーキやチョコレートなどが置かれており、お母さん達が自由に飲んだり食べたりできるようになっていました。そこで普段なかなかゆっくりと他のお母さん達と話せない方も、リラックスしながら会話を楽しむ姿が見られました。
このように子どもだけでなく、保護者の方一人一人も尊重して大切にしているのは、ニュージーランドの保育指針である「テファリキ」の理念に基づいているからこそであるということを改めて実感しました。また家族を大切にするというのは、ニュージーランドの先住民族であるマオリの文化が反映されているようです。
このマオリの文化についても今後紹介していきたいと思います。
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