

パイオニアキッズの保育
01 / 子どもたちが計画を立てる
子どもたちが 身近な話題や暦などをもとに、その週の活動の計画を立てています。
日本には72の暦があります(七十二候)。子どもたちは暦をもとに、自然の変化を知ることができます。
例えば今日(撮影日)の暦は、蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)という虫が土の中に潜ったり、幼虫がサナギになるような暦になっています。
02 / サークルタイムの狙い
七十二候などの話題をもとに、子どもたちと一緒に変化を探しに行ったりとか、子どもの目線でいろんなものを探索するような活動を、みんなで話し合って決めています
社会に出てみると答えのないことを、ど ういったことが問題なのかということから考えはじめて、ものごとに取り組むようなことが求められています。
だからこそ小さいときから、自分自身で興味があることを 問題を発見して、それについて調べたりとか、探索を行ったりとか、そういう学ぶための力を身につけてほしいと思って、サークルタイムを行っております。
03 / Respect~子どもの意思を尊重する
何を学ぶかということよりも、どのように学ぶかということを大切にしています。
答えのあることを課題として取り組むのではなくて、興味のあることを学ぼうと取り組んでいます。
自分の学びたいこと 知りたいことに関しては、図鑑で調べてみたりとか、ときにはパソコンを使って検索をしてみたりとか、いろんな知識を調べることから学んでいきます。
パイオニアキッズの子どもたちは、自分たちで疑問に思うことに気付き、その答えを探すプロセスを学んでいます。
それが子どもにとっての、子どもの意思を尊重するリスペクトに繋がると考えています。
04 / Together~異年齢集団として関わる
子どもたちは 自分自身の欲求をもとに活動しています。
いろんな遊びがある中で、自分のやってみたい遊び 自分が得意なこと、そういったことを関わりの中から学んでいます。関わってみたいと思って、自分から行動を起こす、主体性というものを大事にしています。
私たちは先生と子どもという関係ではなくて、0歳から70代までの異年齢の集団として関わり合っています。
何かを子ど もに教えるという存在ではなくて、子どもと一緒に興味をもったことを、一緒に考えて答えを導き出す。大人も子どもも、自分らしく関わり合って保育を行っています。
05 / Responsibility~子どもの自己判断・自己決定・自己責任(1)
私たちはひとつの部屋で、ものごとを完結するということをしていません。
例えば 食べること 寝ること 遊ぶことを、ひとつの部屋でやろうとすると、どうしても一日の流れが中心になってしまって、子どもがそれに合わせるような動き方になってしまいます。
ですから、0歳のお部屋を寝るお部屋、1歳のお部屋を遊ぶお部屋、2歳のお部屋を食べるお部屋として使っています。
そうすることによって、子どものリズムで食事したい時に食事をして、食べ終わったらお布団に行く。
そこに私たちが寄り添って保育を行っています。
06 / Responsibility~子どもの自己判断・自己決定・自己責任(2)
パイオニアキッズでは 子どもたち自身の、自己判断・自己決定・自己責任を大切にしています。
私達は得てして、子どもたちに何かをやらせようとしがちです。子どもたちに想いがあるからこそ、あんなこともさせたい こんなこともさせたいと思って 課題を与えがちです。
しかし、子ども自身の意思を尊重することを、私達は大事に考えています。
子どもは生まれながらにして、学びたい 成長したいと いう欲求を持って生まれた有能な学びてとして、私たちは関わっています。
07 / 子どもたち自身が 未来を切り拓いて生きること
どんな未来、どんな時代が来ても、子どもたち自身が、その未来を切り拓いて 生きることを願っています。
自分が得意なこと、好きなこと、自分らしく生きる。
そんなことを、しっかりと自分自身が知って 生きることが、その人、その人、人生を豊かにするものだと信じています。