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10月8日【ニュージーランドのSunday Market 】


こんにちは!


今回は久しぶりにニュージーランドの生活について紹介したいと思います。


ニュージーランドでは、週末に街の駐車場を使って各地域でマーケットが開かれています。日本のフリーマーケットのようなもので、地元の方が育てた野菜や果物、パンやスイーツ、ソーセージ、ハチミツやジャム、洋服や雑貨、手作りの石鹸や玩具、色々な国の屋台フードなど、たくさんのブースが並んでいます。(日本食ではたこ焼きとたい焼きを売っているのを見たことがあります!)



特に野菜を売っているお店は大盛況で、スーパーで買うよりもお得に新鮮な野菜が手に入るということで、多くの方が購入されているようです。私のホストファミリーも時々マーケットで野菜や果物を購入しています。ちなみにもちろん日本で売ってる野菜もありますがニュージーランドならではの野菜も売っているのでいくつか紹介したいと思います。


まず1つ目はKumaraです。

Kumaraとはマオリ語で「さつまいも」のことを指していて、マオリ語で食事や食べ物を意味する「カイ」において重要な食材のひとつとされているようです。マオリの伝統的な料理であるハンギにも必ず使用されます。家庭料理にもよく使用され、オーブンで焼いたり、マッシュポテトのようにしたり、ハンバーガーショップでは必ず普通のポテトの他にクマラフライも置いてあるほどニュージーランドの人たちにとってポピュラーな野菜となっています。


次にParsnipという白いニンジンのような野菜は、加熱すると甘みが増すようで煮崩れしにくいため、ポトフやシチューなどのスープにも多く使われるようです。またスライスしたりスティック状に切って油で揚げても甘みが広がり素材本来の味が楽しめます。ホストファミリーもよくじゃがいもやクマラと一緒にオーブンで焼いたものを夕飯の時に出してくれます。


Kohlrabiというカブのような野菜は、キャベツとカブを合わせたような甘みのある野菜です。サラダにスライスされて入っていることが多いのですが、炒め物や煮物でも使われるようです。最初は見た目に驚いたのですが、ホストファミリーも当たり前のように普段から使っているので慣れました(笑)

気になる方はぜひ調べてみてください!




マーケットには色々なお店があるので見て回るだけでも十分に楽しめます。特に私はパン屋さんが売っているパンがお気に入りで、ブースには一つ食べるだけでお腹がいっぱいになるほど大きなパンが並んでいます。この間訪れた時は閉店間際だったこともあり、ラッキーなことに1つ買ったらもう1つはタダでいいよ〜と言ってくれて2つゲットできました。

基本的に日本で売っているようなクリームパンやメロンパン、カレーパンなどのメジャーなものはなく、アップルパイやブルーベリーパイ、アーモンドペーストの入った甘いクロワッサンなど甘いデニッシュ系のパンが多く並んでいます。正直かなりハイカロリーだとは思いますが、大盛況で常に多くの人で賑わっていました!


このような地元の方々がやられているマーケットに行くと、人と人との繋がりが感じられ、最近はスーパーなども無人のレジが多く、効率化が進められていますが、人と関わり、会話を通して色々な人とコミュニケーションをとることのありがたみや大切さも実感しています。


 

またニュージーランドは南半球に位置しているので日本とは反対の季節ということで春を迎え、桜も見頃を迎えています。桜の他にも、道を歩いているとビワの実がなっていることに気づき、まさかニュージーランドでビワの木と出会うとは思わず、驚きました。

さらにはジャスミンやフジなども咲いていて素敵な香りも漂い、日本は秋なので少し不思議な感覚ですが、10月に春の訪れを感じています。


世界には四季がない国もあるので、季節の移り変わりを感じられるというのはありがたいことだなとしみじみ思います。



次回は保育のことについて紹介出来たらと思います。





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